uniとは

uniとは

店名『uni(ウーニ)』は、イタリア語で「唯一」を意味します。
“ここでしか味わえない特別なジェラート” という想いを込めて名付けました。

はじまりは北海道・当別町から

はじまりは
北海道・当別町から

私のジェラートづくりの原点は、北海道当別町にあります。
ジェラート店で、雇われ店長兼オーナーとして5年間働いた日々の中で、私はこの町の農産物の美味しさに心を奪われました。
地元の飲食店や、ふれあい倉庫(産直市場のような場所)、そして生産者の方々の温かさや真摯な人柄にも強く惹かれました。
仕事を離れた後も、当別町で感じたぬくもりはずっと心に残り続け、 「いつか、この町に恩返しがしたい」そんな想いが、静かに、でも確実に自分の中で大きくなっていきました。

異色の経歴とスイーツへの情熱

異色の経歴と
スイーツへの情熱

では、自分に何ができるのか?
考え抜いた末にたどり着いた答えが、“生ジェラート店”を自らの手で始めることでした。
実は私の経歴は少し異色です。
大学卒業後は理学療法士としてキャリアをスタートさせ、仙台の病院で勤務していました。その一方で、休日にはスイーツ巡りを楽しみ、自宅では趣味で手作りスイーツを作っては職場に持って行く、そんな日常を送っていました。
スイーツへの情熱はずっと身近なもので、そんな日々の延長線上に自然と浮かんできたのが、「生ジェラートを作る」という道だったのです。

挑戦のはじまり

挑戦のはじまり

生ジェラートのお店を開業したい!そう決意したものの、ただのスイーツ好きとしての経験だけでは限界があると感じてました。
そう思い立ち、2023年11月、本場イタリアのジェラート大学『Carpigiani Gelato University(カルピジャーニ・ジェラート大学)』へ入学。ここで学んだのは、ジェラートのレシピづくりがいかに理論的かということ。
糖分・脂肪分・水分量など、すべての原材料の成分を細かく分析し、緻密に計算してレシピを組み立てているのです。
そうすることで、約-12℃という超低温でも、クリーミーな舌触りとほどよい粘り気・食感を実現することができるのです。基礎から最先端の技術まで、イタリアのジェラート作りを深く学びました。

「自分らしいジェラート」への問い

「自分らしいジェラート」
への問い

帰国後も店舗開業について考えました。
ただ、イタリアと全く同じジェラートをそのまま提供するだけでは、心が踊らない。
「私のお店では、どんなジェラートを提供したいのか?」
「どんなふうにお客様にワクワクを届けたいのか?」
そう自問自答を繰り返すなかで、たどり着いたのが“フードペアリング理論”でした。
フードペアリング理論とは、食べ物の味や香りなどの特徴を理解し、相性の良い組み合わせを考えることです。味わいの質や濃淡、風味など、共通点のあるものを合わせることで、美味しさを感じることができます。

uniのこだわり

uniのこだわり

uni(ウーニ)が作るジェラートは、素材そのものの美味しさを120%引き出すことができます。
その理由は、確かなジェラート技術×根拠のあるレシピ作りにあります。
「美味しいと思ったから出す」のではなく、「なぜ美味しいのか」を説明できる根拠があるからこそ、私たちは自信を持ってジェラートを提供できるのです。
uniのジェラートレシピはすべて数値化されています。
人間が「美味しい」と感じるメカニズムは化学的に証明されており、私はそれをジェラートで再現しています。
だからこそ、どんな食材でも美味しいジェラートに仕上げることができる
uniは、新たな “味覚体験” ができる場所なのです。
そのレシピの土台となっているのが、「フードペアリング理論」です。
たとえば、「赤ワイン×珈琲×ココア」や「オレンジ×花椒(ホアジャオ)×ナツメグ」など、 一見すると意外な組み合わせでも、科学的な相性をもとに新たな美味しさを生み出せるのです。

その可能性こそが、uniの最大の強みです。

uniが目指すこと

uniが目指すこと

私たちの掲げるミッションは、 「日本の食文化に変革をもたらす」こと。
それは、単に新しい味を届けることではありません。
“食材の組み合わせ”という「当たり前」を問い直し、 もっと自由に、もっと豊かに、食を楽しめる世界をつくるという挑戦です。
uniのジェラートは、どんな食材でも美味しさを引き出す「根拠あるレシピ」によってつくられています。
だからこそ、 これまでの食の価値観を変革するきっかけになると信じています。
この食材って、こんな味がしたんだ!面白い。
食べたことないけど、あの味ちょっと試してみたいな
あの食材とこの食材、組み合わせたらどうなるんだろう?やってみよう。
そんな興味や発見が、食への好奇心を刺激し、やがて食文化そのものを前へ進める力になる未来をつくっていきます。

原点である当別町と、広がる未来

原点である当別町と、広がる未来

uniの原点である北海道・当別町への想いも、今も変わらず息づいています。
現在も一部の食材は当別の農家さんから直接仕入れ、オーナー自ら現地に足を運び、新しい食材を探し出してジェラートとしてカタチにしています。
また、飲食事業者様向けにジェラート導入のサポートも行っています。店舗オリジナルのジェラートレシピの開発から、機械導入の支援まで、共に食の未来をつくるパートナーとしてお手伝いしています。
私たちの挑戦は、まだ始まったばかり。“当たり前”を越えた先に広がる食の世界へ。道なき味覚の冒険を、これからも突き進みます。

生ジェラートができるまで

生ジェラートができるまで
  • 旬の素材を使うのが
    ポイント
  • 丁寧にカット
  • 果実を絞る
  • なめらかに
    かくはんする
  • ジェラートを
    練り上げます

フレーバーは1~2週間ごとに入れ替わります。何度訪れても、いつも違う味と出会えるのがuniの楽しみ。
私たちは、どんな食材もジェラートにできる技術と理論に基づき、既成概念にとらわれない新たな味の可能性を探求しています。世界に通じる「美味しさ」をこの土地から。素材と向き合いながら生み出したフレーバーが、やがて地域の価値となって世界へ届くことを願っています。

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〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西19-1-4 日宝北1条ビル 1F

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